みなさんこんにちは、リブリッチLuz大森店の橋本です。
僕の職場は大森駅から徒歩5分くらいのところです。僕が住んでいるのは南大井で、最寄り駅は大森ですから、通勤はもちろん徒歩になります。京浜東北線沿いが僕の通勤路の8割を占めているのですが、もちろん住宅街や駅前のビル街も通ります。いつも全く同じところを通りますから、見ているのはいつも同じ景色です。でも、少し注意してみると趣があったりなかったりするものです。
京浜東北線沿いの公園には桜の木がたくさん生えています。もちろん季節によって色を変えますから、これは好きです。最近は道に落ちた枯葉が増え始めています。毎朝落ち葉の清掃をしているボランティアか何かのおじいちゃん集団がいて、せっせと働きますから、僕が通勤する時間にはだいぶ綺麗になっているのです。集まった落ち葉を見ると焼き芋がしたくなります。そろそろ秋が来ています。
通勤途中にあったクリーニング屋さんは最近解体工事が始まりました。ついこの間始まったと思ったら、もう終わりかけています。スクラップアンドビルドです。ついぞ行くことのなかったクリーニング屋さんですが、なくなると寂しさは多少あるものです。東京ですから、空いた土地にはすぐに建物ができます。何ができるのかを楽しみにしようと思います。
家を出てすぐのところに、ネット張りの公園があるのですが、ここではボールの使用が許可されています。顔ぶれは様々です。朝から野球の練習をする親子もいれば、友達と野球の練習をしている小学生や、野球の練習をしているクラブチームがいることもあります。みんな野球が大好きです。
うちを出てすぐのところに、一階のバルコニーに風鈴を飾っているおうちがあります。八月のある時ふと気が付いたのですが、ずっと飾っていたのかもしれませんし、夏になって飾ったのかもしれません。風鈴といえば、僕が22になった誕生日に、先輩が風鈴をくれたことがありました。大学生の誕生日プレゼントに風鈴とは先輩も粋なものです。大の仲良し先輩で、僕はいまだにその先輩が支払っているU-NEXTにお世話になっています。
さて、その通勤途中の、バルコニーに飾られた風鈴の短冊には、文字が書いてあります。
たのしくえがお
心を打たれるとはこのことを言うのかもしれません。初めてその文字に気付いた時ははっとしました。質素な言葉は時に、どんな偉い演説よりも心に響くものです。たのしくえがお。きっと大事なことに違いありません。
