こんにちは、リブリッチLuz大森店です。
先日、墨田区の方に遊びに行ったときに、見つけた「たばこと塩の博物館」に行ってきました。
ここは、専売品であった「たばこ」と「塩」の歴史と文化をテーマとし、日本たばこ産業によって設立された博物館で、この2つを中心とした幅広いテーマで多彩な特別展を開催しています。
嗅ぎたばこ入れ 人々を魅了した小さな容器
私が行ったときは「嗅ぎたばこ入れ 人々を魅了した小さな容器」が開催されていました。嗅ぎたばこはパイプやシガレットのような喫煙形態のひとつで、粉末状のたばこを鼻から直接吸い込んで嗜むものです。
アメリカ大陸先住民の風習が、ヨーロッパ、アジア各国に広まったため、中国、日本、イギリスなどの国の嗅ぎたばこ入れが多数展示されています。蓋つきの容器から、壺状のもの、象牙や貝など形は様々でした。個人的にすごいなと思ったのがガラス製の半透明な壺の中に細い筆で人物や風景などを描きいれられた中国の容器。現代の中国では美術工芸品として観賞用に製造されているらしいです。
塩の常設展示室
続いては、塩の展示室へ行きました。科学っぽさもありつつ、日本の気候や地形からどのように塩が作られてきたのかというものや塩が作られる原理やからだの中でどのような働きをしてくれているのかが紹介されています。ここではパソコンを使い、クイズを解くことができるコーナーもあり、お子さんと一緒に行っても楽しむことができます。
たばこの常設展示室
ここでは、海外たばこのパッケージや日本歴代のたばこのパッケージをみることができます。日本のたばこの変遷が壁一面に飾られていて、たばこに関しては詳しいわけではないのですが、それでも楽しむことができる工夫がなされています。今も大森を歩いているとたまに見かけますが、昔ながらのたばこ屋さんを再現しているコーナーがあったりと、飽きずに気が付いたら2時間近く滞在していました。
幅広い層が楽しめる博物館になっているので、ぜひスカイツリーに行くついでにでも足を運んでみてください。
【アクセス】
住所:東京都墨田区横川1-16-3
東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅より徒歩10分
東京メトロ半蔵門/都営浅草線/京成線/東武スカイツリーライン「押上」駅より徒歩12分
JR総武線「錦糸町」駅より徒歩20分