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東京港野鳥公園

東京港野鳥公園で出会う自然と野鳥たち

東京のベイエリアというと、高層ビルや大型商業施設、倉庫街を思い浮かべる方が多いかもしれません。そんな都会のイメージが強い臨海部に、ひっそりと、しかし豊かな自然が残されているのをご存じでしょうか。それが「東京港野鳥公園」です。

この公園は、東京都大田区の東京港埋立地に位置し、約24ヘクタールという広大な敷地に、干潟や池、森など多様な環境が広がっています。1989年に開園して以来、バードウォッチングの名所として知られ、季節ごとに100種類以上の野鳥を観察することができるスポットです。



都会にいながら「自然と出会える」場所

入口を抜けると、まず耳に入ってくるのは鳥のさえずりと風に揺れる木々の音。羽田空港や首都高速が近いにもかかわらず、公園内は驚くほど静かで、まるで東京にいることを忘れてしまうほどです。

園内は「淡水池ゾーン」と「汽水池ゾーン」に分かれていて、池や干潟を観察できる観察小屋(ハイド)が点在しています。双眼鏡を持参して、静かに小屋の窓から水辺を覗くと、カワセミが鮮やかなブルーを輝かせながら飛び交う姿や、シギ・チドリ類が干潟でエサをついばむ様子を見ることができます。運が良ければ、冬にはオオタカやノスリといった猛禽類にも出会えることも。


季節ごとの楽しみ方

春にはサクラと新緑に彩られ、旅の途中のツバメやアオジなどの小鳥が訪れます。夏はアオサギやダイサギなどのサギ類が繁殖し、子育ての様子が観察できるのも魅力。秋には渡り鳥が続々と飛来し、冬にはカモ類が池一面を埋め尽くす光景が広がります。季節によって見られる鳥が大きく変わるため、何度訪れても新しい発見があります。


野鳥観察だけじゃない

「野鳥公園」と名前についているので鳥が主役なのはもちろんですが、ここでは植物や昆虫との出会いも楽しめます。春から夏にかけてはチョウやトンボが舞い、秋にはドングリや紅葉が鮮やかに色づきます。散策路を歩いているだけで、都会にいながら自然と触れ合う心地よさを実感できます。

また、公園では子どもから大人まで楽しめる自然観察会やガイドツアーも開催されており、初心者でも気軽にバードウォッチングを始められるのが嬉しいところです。



アクセスと便利情報

東京港野鳥公園は、東京モノレール「流通センター駅」から徒歩約15分。都心からのアクセスも比較的良好です。駐車場もあるので、家族連れでの訪問にも便利。入園料は大人300円とリーズナブルで、気軽に立ち寄れるのも魅力です。

観察に訪れる際は双眼鏡やカメラを持参するとより楽しめますが、園内での貸し出しも行っているので、手ぶらでも問題ありません。歩きやすい靴と、静かに観察できる心構えさえあれば十分です。


まとめ

東京港野鳥公園は、都会の喧騒から少し離れ、四季折々の自然と野鳥に出会える特別な場所です。ここを訪れると、普段の生活では気づかない「自然のリズム」を感じることができ、心がゆったりと落ち着きます。

週末にふらっと散歩するのも良し、本格的に双眼鏡を片手に野鳥観察に没頭するのも良し。小さな子ども連れでも安心して自然を楽しめるので、家族でのレジャーにもぴったりです。東京にいながら自然の豊かさを存分に味わえる東京港野鳥公園、ぜひ一度足を運んでみてください。





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