皆さんこんにちは
大森店伊藤です。
本日は大田区の海側に隣接します東京港野鳥公園のご紹介です。
東京湾の埋立地に誕生した「東京港野鳥公園」は、約36ヘクタールの自然保護区で、干潟・淡水池・小川・ヨシ原・雑木林と、多彩な環境が再現されています。
年間には120〜200種類の野鳥が飛来・定着し、シギ・チドリ類の貴重な生息地として国際的にも認められています 。
園内最大の見どころは潮入りの池。
春秋の渡りの季節には、アオアシシギやソリハシシギ、ヒメアマツバメなどが観察できる干潟が広がり、観察小屋やネイチャーセンターから干潟を間近に眺められます 。
また、淡水池では冬季にマガモなどの水鳥、オオタカなどの猛禽類の飛来も期待でき、自然生態園ではオオルリやキビタキなどの旅鳥が見られることもあります。
3階建てのネイチャーセンターには大型の観察窓や無料望遠鏡が備えられ、野鳥図鑑や資料も充実。
ボランティアガイドやレンジャーによる解説も随時行われており、初心者からマニアまで楽しめる環境が整っています 。
アクセスは東京モノレール「流通センター駅」から徒歩約15分。
またJR大森駅・平和島駅からのバス利用も便利です 。
開園時間は2月~10月が9時~17時、11月~1月が9時~16時30分、月曜休園(祝日の場合は翌日)。
入園料は高校生以上300円、中学生・65歳以上150円、小学生以下無料。
都内在住・在学の中学生は証明提示で無料になります。
園内には飲食店はありませんが、自動販売機が設置されており、芝生広場でお弁当を広げながらゆったり過ごすのがオススメ。
また、季節に応じて自然観察会やフェスティバルなどのイベントも開催され、家族連れにも人気です 。
身近な都心で多様な野鳥と自然に出会える、「癒しと学び」のスポット。ぜひ双眼鏡片手に足を運んでみてください。