皆さんこんにちは
大森店伊藤です。
本日は池上を代表する池上本門寺のご紹介です。
東京都大田区に位置する池上本門寺は、日蓮宗の大本山の一つであり、日蓮聖人が入滅した聖地として知られています。鎌倉時代後期の1282年、日蓮聖人は病を患い、門弟の池上宗仲の邸宅で最期を迎えました。
その場所が現在の本門寺の起源とされ、後に日蓮の遺志を継ぐ門弟たちによって寺院が建立されました。
本門寺は歴史的にも文化的にも価値の高い建築が多数存在します。
特に、五重塔(重要文化財)は1608年に建立され、関東では最古級の木造五重塔とされます。
また、広大な境内には本堂、祖師堂、鐘楼堂などが整然と配置され、訪れる人々に静謐な空間を提供しています。
春には桜、秋には紅葉が境内を彩り、四季折々の風景を楽しめることでも人気です。
また、毎年10月には「お会式(おえしき)」と呼ばれる日蓮聖人の命日にあたる法要が盛大に行われ、全国から多くの参拝者や信徒が集まります。
万灯練供養では、美しく飾られた万灯が町を練り歩き、幻想的な光景が広がります。
アクセスも便利で、東急池上線「池上駅」から徒歩10分ほどと都内からの参拝に適した立地です。
歴史と自然、宗教的意義が融合した池上本門寺は、東京における精神的な拠り所の一つとして、多くの人々に親しまれています。