みなさんこんにちは、リブリッチＬｕｚ大森店の橋本です。
自宅の近所で解体工事が着々と進んでいます。
僕の家がばれたところで困ることはありませんから、明かしてしまって問題ないのですが、おおざっぱに言うと南大井に住んでいます。最寄り駅は大森です。不動産屋ですから、新しい建物や建築計画は嫌でも気になってしまいます。先日、僕の近所でマンションの解体工事が始まりました。前々から建築計画は張り出されており、先日ついに解体作業に着工したようです。始まってしまえば早いものです。日を追うごとにそこにあったものがなくなっていきます。別に自分の家ではありませんし、思い出なんかあるはずもないのですが、崩されていく建物を見ていると寂しさを覚えるのはなぜでしょう。悲しくなってきてしまうのです。工事が進むのは日中ですから、家に帰る頃にはその日の作業は終わっています。残されたブルドーザーがディストピアに佇む人類の痕跡のようです。
東京に来てもうすぐ1年が経ちます。変化の早い町だとつくづく思います。あっという間に姿が変わっていきます。一見何も変わっていないように見えて、そこにある建物も住んでいる人も刻一刻と変わっていきます。地元の青森はこうではありません。いつまでも同じところに、同じ人たちがいます。どちらが良い悪いの話ではありません。性質の違いです。ただ、どちらも知っているのは大事なことかもしれません。
時間の流れがあっという間です。社会人になって一年目ということもありますが、東京という場所に暮らしていることも無関係ではないでしょう。急かされるように日々が過ぎていきます。まだ休みたいとは思いません。当分はこのまま駆け足を続けていくような気がします。
