みなさんこんにちは、地元青森で大学生をしていたころはお金を持っていませんでした。今は働くようになりましたから、大学生の頃に比べると多少は余裕があります。
自炊と外食
みなさん自炊はしているでしょうか。単身で暮らしている方は、半々という印象です。食費を抑えるために自炊をしているという方もいれば、多忙のため外食で済ませているという方もいます。全く自炊をしない人はそこそこいますが、全く外食をしない人はあまりいないように思います。自炊がめんどうという人の選択肢は、外食の他にデリバリーやコンビニという手もあります。私は大学生で一人暮らしをしていた頃から自炊をしているのですが、今とは感覚が違います。大学生の頃はもっぱら「お金がないから」でした。ご飯を食べなければ生きていけませんが、しょっちゅう買うお金も外食に行くお金もありませんでした。必然的に作って安くすませるしかありません。お金はなくても、今より時間はありましたから別に苦ではありませんでした。料理は好きなので、めんどうということもありません。一方で今は、別に外食をしたところで苦しくなるような家計状況ではありません。塵も積もれば山になるといいますから、そりゃいつもいつもというわけにはいきませんが、お昼にコンビニのおにぎりを食べることはなんでもないことですし、牛丼を食べたっていいでしょう。それでも基本的に自炊が多いのは、やっぱりお金がなかった大学生の頃の名残もありますが、作るのが好きなのでしょう。ところが、働き始めてみると、家に帰ってきてからご飯をゆっくりと作るには時間も体力も足りません。これは困ったことです。さて、どうすればいいのかと一時期は悩みましたが、解決策があったのです。おとなの力です。
ネギを切らない
例えばネギ。僕は朝ごはんに納豆を食べるのですが、どうしてもネギを刻みたいのです。ところが、朝から包丁でとんとんとやっている時間はありません。早く起きればいいのでしょうが、最近は寒くてとてもだめです。世の中とは便利なもので、そんな僕のためにすでに切ったネギを売ってくれているのです。南大井に住んでいるのですが、最寄りのまいばすけっとでは人気の商品です。遅い時間だと売り切れていることが多いのです。自炊という選択を取りながら、楽に済ませることができる、これがおとなの力です。当然、切ったネギの方が通常のねぎより手間がかかっている分、量あたりの値段は高いでしょう。しかしお金をはらえば、ネギを切る手間も時間も省略できてしまうのです。こうやって人間の価値観が変わっていくのだと思うと「このままでいいのか」と踏みとどまる気持ちも芽生えますが、やっぱり朝からねぎを切る時間は僕にはないようです。毎日外食をするようなこととは違いますから、許してくれないでしょうか。少しのお金でより良い食事。選択肢はいろいろです。
