みなさんこんにちは、リブリッチLuz大森店の橋本です。
初めて東京ドームに行きました。
プロ野球の面白がり方
会社の福利厚生を使って、プロ野球観戦に行ってきました。東京ドームは初めてです。高校生の頃は強豪校で寮生活をしながら野球に励んでいましたから、野球は当然好きです。ところが、スポーツを好きと言う時によく起きる分岐は「プレイするのが好きか、見るのが好きか」というものです。両方という人も当然多い一方で、野球を本気でやっていたからといって、プロ野球に詳しいわけでは決してありません。逆も然りです。野球なんかやったことがなくても、プロ野球の大ファンは五万といます。というわけで、私はプロ野球はほとんど詳しくわかりません。世代でいえば、マー君やマエケンやダルビッシュが日本でプレイしていたころが一番で、その後はあまりわからないのです。もちろん、選手はわからなくても当然ルールはわかりますから、野球を見て楽しむことはできます。ところが、プロ野球の面白さはそれだけではありません。この球団が今球界の中でどのポジションにいて、この試合の勝敗で順位にどういう影響が出て、この選手は今季どういう成績で、記録まであとどのくらいで、チームの中や球界の中でどういう立ち位置にいて、前はどのチームでプレイしていて、どこ出身で、数え出したらきりがありませんが、野球のルールをわかっているだけでは面白さは半減です。野球の細かいルールよりもむしろ、ここで挙げた、試合や選手の「背景」の方がよっぽど楽しい要素でしょう。私のこの「背景」をあまり知りませんから、これでは面白さが半減です。ということで、プロ野球が好きな先輩を誘って行きました。プロ野球が好きな先輩をわざわざ選んだわけではなく、仲の良い先輩がたまたまプロ野球が好きだっただけです。
めっちゃ楽しいじゃん
感動でした。プロ野球を見るのって、こんなに面白いのですね。まず、スタジアムの演出がすごい。今まで私が通ってきたのは高校野球までですから、お金のかかった派手な演出なんて当然ありません。それがどうでしょう。ミュージシャンのライブにも劣らないくらい、エンタメとしての趣向がそこかしこに施されています。これは面白くないわけがありません。大人の楽しみは、お酒を飲めることもあります。球児だった頃は、スタンドでお酒を飲んでいる大人なんてのはほとんどなく、だってそれは保護者がほとんどだからで、しかしプロ野球は違います。ビールの売り子がスタンドを駆け回っていて、えっさえっさとお酒を運んでいます。これは楽しい。上述の「背景」に関しては、横で先輩が懇切丁寧に解説してくれるので、ほんとうに面白い。解説の大切さってこれだと思いました。
プロ野球って楽しいかもしれません。別にひいきにしている球団はありませんが、近所の居酒屋で阪神ファンの方に阪神をこれでもかと推されたので、ちょっと気になってきました。
