みなさんこんにちは、リブリッチLuz大森店の橋本です。
先日、大森ふるさとの浜辺公園に行ってきました。
地元の海
東京に海はないと思っていました。それはさすがに嘘ですが、あまりその実体を近くで感じたことはありませんでした。私の実家はそれこそ、山に囲まれた地形の、周りには畑と田んぼしかないようなところです。近所の人たちはみんな農家です。父の実家は違いました。海の近くです。「鮫町」と付くくらいですから、海でもなければ意味がわかりません。父方の親戚には漁師がいて、小学生の頃小さい船で釣りに連れて行ってもらったことを覚えています。海がそれほど身近にあったというわけではありません。でも大事な記憶のいくつかは海の近くで起こった出来事です。海があるということを意識したことはありませんでした。生まれた土地には海があったということを認識したのは、大人になってからです。
東京の海
東京にも海はあります。もちろんです。太平洋に面しているからです。しかし、あるとは感じづらいのは事実です。建物が高くてとてもその姿は見えません。「大森海岸」と名前の付く駅があるくらいですから、東京の中でも海に近いことは確かです。いったいどこにあるというのでしょうか。海が見たくなって、夜、歩いて向かったのが「大森ふるさとの浜公園」です。自分の住む南大井からだと30分くらいかかったような気がします。私の想像する海とは違いました。私の知っている海はもっと荒々しく憤っています。水平線が見えて、無限に先があることに心が躍ります。しかしそうではありませんでした。海の向こうに見えるのは、埋め立て地とそこに並ぶ大きな建物でした。ゆらゆらと凪いでいるのも悪くはありませんが、私が見たかったのはこうではありませんでした。自然が特別好きというわけではありませんし、埋め立ても建設もいくらでもやったらいいと思っています。その先にいくらでも海はあるからです。現代を嘆くような感傷はありません。ただ、海が見たかったというだけです。山や木も、みんな人の手で整えられたものばかりです。本物には恐怖を覚えるほどの感動があります。
今度は山を探しに行ってみようと思います。