みなさんこんにちは、リブリッチLuz大森店の橋本です。
焼肉屋さんの冷麺、美味しいですよね。
焼肉屋の冷麺
先日、誕生日に焼肉屋さんに行ってきました。焼肉が美味しいのは言うまでもありません。誰が食べてもどこで食べても美味しいのが焼肉です。当然、お店によって客層やコンセプトは違いますから、美味しいと一言で言ってもいろいろあって、一概に「どこで食べても」というわけにはいきませんが、とりあえず基本的に焼肉は美味しいものと相場が決まっています。反論の余地はありません。さて、どこの焼肉屋にもある焼肉ではないメニューが「冷麺」です。なぜ焼肉屋には冷麺が必ず置いてあるのでしょうか。焼肉と同じ韓国出身ということくらいしかわかりませんが、たしかに、口直しや〆としての優秀さたるや、右に出るものはありません。唯一の欠点は、〆にしてはちょっと多すぎることが往々にしてあることです。
焼肉屋の冷麺みたいなこと
世間に目を向けると、似たような事象がいくつかあることに気が付きます。蕎麦屋のカレーがうまいとか、ハンバーガーチェーンのコーヒーがうまいとか、喫茶店のナポリタンがうまりとか、当初メインではなかったはずの彼らは、その美味しさで一躍主役級のポジションへと躍り出ます。それでいて、「私はあくまでサブですから」という謙虚な姿勢を崩すことはありません。いえ、しかしその謙虚さに騙されてはいけません。彼らはわかっているのです。自分が主役級のわき役であることを。したたかに主役の座を狙っているのです。「いえいえ、ついでですから」などと冷麺が言ってきても、安易に信じないように。